■「全身疲労」疲労のメカニズム
- エネルギー源(食事)の不足:食事により十分なエネルギーの摂取が行われないと、疲労が起こりやすくなる。
- エネルギー供給が十分でも、強度あるいは長時間の勤務やストレスにより疲労は発生する。骨格筋細胞や神経細胞に負荷が加わった際、過剰な活性化酸素発生により酸化ストレスの状態になることで、細胞機能の低下やミトコンドリアの働きである各細胞が活動するためのエネルギーを作り出す機能低下を引き起こす。栄養供給が十分な日本においては、運動による身体疲労、デスクワークや運転による精神作業疲労は、むしろ、この酸化ストレスによる筋細胞あるいは神経細胞へのダメージにより引き起こされることが多いと言われている。
- 脳の調整力の失調:思考や記憶を連続して行うことなどにより、脳の調整力が低下し、情報の処理がスムーズに行われなくなることで疲労する。
- セロトニン(心のバランスを整える作用がある伝達物質)の不足等による中枢性疲労
■疲労を回復するために有効と考えられる方法
- 睡眠
- 入浴
- マッサージ、指圧
- 体操
- 音楽療法、アロマセラピー等
- 笑い
- 薬、栄養剤、イミダゾールジペプチド
- 嗜好品(茶、コーヒー、酒等)
当院の全身疲労回復コースでは部位によリ、筋肉のもみほぐし、さすり、ツボへの押し圧などの様々の手技を用い体全体の活力をよみがえらせます。お客様はとても気持が良く、施療が終わったら、「本当に体が軽くなり生き返ったような気がする」とおっしゃって喜んでいただいています。